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新月伐採

新月伐採とは…

新月伐採

地元の木を新月伐採、葉枯らし、天然乾燥する。
種を残そうと、枝葉が水を吸い上げていく。
じっくり時間をかけ、
自然のもつポテンシャルを最大限に引き出す。
“木が眠る”冬の新月伐採は、自然のリズムがいざなう古くからの智恵です。

葉枯らし+天然乾燥とは、もっとも歴史のある木と地球に優しい木材の乾燥方法です。
切り倒された木は、含水率が下がり、軽くなって運搬にかかるコストやCO2排出が削減されます。
人工的に強制的に乾燥した木は、水分と一緒に栄養分(油分)も出て行ってしまいます。
緩やかに乾燥させることによって、虫に強く、腐りにくく、香りが良く、何より美しい艶が現れます。

足裏の感触が心地よく、雨の日もさらりとして、寒い夜もほんわり暖かい。
人は木に寄り添い休らぎを得る。
「木との共生」という古くて新しい生き方を呼びかけたい。

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新月伐採の工程

新月伐採の工程1

新月伐採の工程2

新月伐採の工程3

新月伐採の工程4

新月伐採の工程5

樹齢80年を迎えるこの大木の中に、太陽の恵みを十分に受けられず、成長の遅い細い杉が点在しています。「いも肌」と呼ばれ、木肌に所々白い斑点模様があります。このいも肌を伐ると年輪が詰まっているのが一目で分かります。
木も人と同様に適材適所があります。 私達はこのいも肌が圧縮強度が求められる柱に適していると考えます。 生存競争に負け、成長が遅れたこの木がしっかり家を支えることでしょう。

古民家再生

古民家再生とは…

古民家再生

黒光りする大黒柱、手斧で削った太い梁、団欒の中心にあった囲炉裏・・・。

日本の伝統文化の結晶とも言える古民家には、長い時を重ねた深い味わいがあります。
その時代の匠の技や受け継いできた人々の想いが大切に残されています。


燻しぬかれた梁や柱の空間は、デザインの合理性に貫かれ、 使用されている古材は、見た目も強度も共に良質なものです。
この時代の生活の原則は「必要なものはすべて身近にあるもので揃える」でした。
古民家の味わい豊かな古材を利用して、あるものは使い、ないものは造ることで 現代のライフスタイルに合わせ今に蘇らせます。

モノに満たされるほど豊かさを失うのは何故?

古民家再生により人・モノ・情報の集まるコミュニティを作り、
廃村の危機が迫る限界集落の活性化につながれば幸いです。

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古民家再生の工程

古民家再生の工程1

古民家再生の工程2

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古民家再生の工程4

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